漆黒の宇宙に浮かぶホタルや残り火のような上の画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた銀河団「RXC J0032.1+1808」内の複数の銀河です。
ハッブルの広視野カメラ3で観測された今回の画像は、遠方の明るい銀河を探すRELICSプログラムの一環として撮影されました。この撮影データは、ジェイムズ・ウェッブ次期宇宙望遠鏡の研究へと引き継がれます。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は赤外線観測装置を利用することで、宇宙のはるか遠方、宇宙の誕生初期に生まれた銀河の観測が可能となります。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA, RELICS
■Hubble Spies Glowing Galaxies in Massive Cluster
https://www.nasa.gov/image-feature/goddard/2018/hubble-spies-glowing-galaxies-in-massive-cluster
(文/塚本直樹)