上の画像は、ハッブル宇宙望遠鏡が観測した渦巻銀河「NGC 1032」です。
地球から約百万光年先のくじら座の方向に位置するNGC 1032は楕円形の銀河なのですが、地球からはその側面しか見えず、巨大なガスとチリ、そして星々のディスクのように見えるのです。
銀河の特性を知るにはその3次元的な観測が必要ですが、これにより銀河で星がどのように生成されるのか、また銀河の高さ(厚さ)や星の集まるコアを知ることができます。
Image Credit: ESA/Hubble & NASA
■Hubble Catches a Spiral Galaxy in Disguise
https://www.nasa.gov/image-feature/goddard/2018/hubble-catches-a-spiral-galaxy-in-disguise
(文/塚本直樹)