5月26日、千葉市幕張海浜公園で開催されたレッドブルエアレース千葉大会予選で、室屋義秀選手は56.403秒を記録し3位となった。このため27日の本戦「ラウンド・オブ14」では12位のマット・ホール選手(オーストラリア)と対戦することが決まった。また予選トップは55.424秒のマイケル・グーリアン選手(アメリカ)となった。
今回、室屋選手は垂直尾翼を小型のものに交換。空気抵抗は減るが、直進安定性が低下し微妙な操縦が要求されるセッティングとなっている。練習と予選では様々なコース取りを試したようで、本戦ではどのようなフライトをするか注目される。
[追記]予選後の記者会見で室屋選手は、明日の本戦には垂直尾翼を従来のものに戻すと発表した。
予選トップのグーリアン選手は今年、初戦アブダビ戦で9年ぶりに優勝したばかり。第2戦カンヌでも3位と好調を維持し、年間ポイントで現在首位。一方、カンヌで優勝し年間ポイント2位のホール選手は本日の予選では苦戦し12位となったため、本戦で年間ポイント3位の室屋選手といきなり対決するという、波乱の組み合わせとなった。
27日の本戦は14時開始予定で、NHK BS1(福島放送局では地上波も)とネット放送のDAZNで生中継される予定だ。
Image Credit: Akira Uekawa