「ふうせん宇宙撮影」の岩谷技研は、5年以内の実現を目指している有人による成層圏飛行の初期実験である「生物打ち上げ実験プロジェクト」に成功しました。
「生物打ち上げ実験プロジェクト」は、ふうせん宇宙旅行プロジェクトの第0ステージとして位置づけられた物。成層圏へ水生生物を打ち上げ、その環境データを取得し、無事に帰還させることが目的の実験です。実験に採用された生物は熱帯魚でも有名な「ベタ」。
気密型専用キャビンとしての水槽を用い、ベタを入れ気球飛行で高度25,000mまで飛翔。成層圏空間で優雅に泳ぐなど1時間30分程度の飛行をこなし、数多くの環境データと共に無事に地上に帰還しました。
この実験により実際の生物が宇宙観光を体験するという、有人化へのデモンストレーションとしても意味を成した事なります。
Image Credit:株式会社岩谷技研
■『ふうせん宇宙撮影』の岩谷技研、 有人による成層圏飛行旅行を目指した初期実験となる 「生物打ち上げ実験プロジェクト」を成功
https://www.atpress.ne.jp/news/160003