エアバスは2018年6月28日(現地時間)、超大型輸送機「ベルーガXL」が塗装を終えロールアウトしたと発表しました。
エアバスの輸送能力を2019年以降に拡張するために計画されたベルーガXLは、貨物機「A330-200F」をベースに既存の資材や装備を利用して設計されました。5機の製造が計画されているベルーガXLの初号機は2018年の初飛行と、2019年の運用開始を目指しており、初飛行に向けて地上テストが実施されます。
なお、「Beluga Whale」とはシロイルカのこと。水族館でもおなじみの、頭にコブのついた可愛らしいイルカです。またこの塗装も、エアバス社員による投票で選ばれました。
Image Credit: エアバス
■Airbus BelugaXL rolls out of paintshop
http://www.airbus.com/newsroom/press-releases/en/2018/06/airbus-belugaxl-rolls-out-of-painshop.html
(文/塚本直樹)