スペースXは2018年6月29日(現地時間)、「ファルコン9」ロケットをフロリダのケープカナベラル空軍基地から打ち上げました。ロケットに搭載されていた「ドラゴン補給船」は国際宇宙ステーションへと到着し、補給ミッションは成功しています。
今回打ち上げられたファルコン9とドラゴン補給船は、どちらも再使用品となります。バージョン「ブロック4」となるファルコン9では着陸は実施されず、このファルコン9 ブロック4での打ち上げはこれが最後となります。
そしてドラゴン補給船には1757kgの荷物が搭載され、その中には新型の宇宙ドローン「CIMON」も含まれます。重量5kgのCIMONはAI(人工知能)を搭載し、周囲を認識し会話することで宇宙飛行士の手助けをする予定です。
Image Credit: スペースX
■SpaceX Launches Used Dragon Cargo Ship to Space Station, Flexing Reusability Muscles
https://www.space.com/41028-spacex-launches-cargo-mission-space-station.html
(文/塚本直樹)