インターステラテクノロジズ株式会社は2018年7月24日、今年6月30日に実施した「MOMO2号機」打ち上げ実験のハイスピードカメラからの映像を公開しました。
今回の映像は、フォトロンのハイスピードカメラで上からと下からの角度から撮影したものです。以前に確認されていた、離昇直後のエンジン上部付近からの火炎の噴出がよりわかりやすく観察できます。
MOMO2号機は離昇直後からエンジン上部付近より火炎が噴出していたこと、一時的に燃焼圧が低下しその後復帰したこと、そして4秒後に推力が失われたことなどが判明しています。今後の原因究明と、さらなるロケット開発の前進が期待されます。
Image Credit: インターステラテクノロジズ株式会社
■インターステラテクノロジズ株式会社
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(文/塚本直樹)