米ストラトローンチ・システムズ社は2018年8月20日(現地時間)、新たに巨大航空機からの4種類のロケットやスペースプレーン打ち上げ構想を明かしました。
マイクロソフトの共同創立者ことポール・アレン氏が率いるストラトローンチ・システムズは、翼長117mという世界最大の航空機によりロケットやスペースプレーンを上空まで牽引し、空中から打ち上げます。打ち上げシステムは以下の4種類です。
「ペガサス」ロケット(ペイロード:370kg、2020年に初打ち上げを予定)、ミディアム・ローンチ・ビークル(MLV)(ペイロード:3400kg、2022年に初打ち上げ)、ミディアム・ローンチ・ビークル・ヘビー(ペイロード:6000kg)、スペースプレーン(再使用可能で最初は無人機、いずれ有人機も予定)。
ストラトローンチ・システムズは以前より、旧オービタルATK(現在はノースロップ・グラマン・イノベーション・システムズ)の「ペガサス」ロケットの打ち上げを計画していました。
Image: Stratolaunch Systems
■Stratolaunch Unveils New Rockets, Space Plane to Launch from World’s Largest Airplane
https://www.space.com/41548-stratolaunch-rocket-family-space-plane-revealed.html
(文/塚本直樹)