NASAは新たに、月周辺に設置される宇宙基地「月軌道プラットフォームゲートウェイ(Luner Orbital Platform-Gateway)」に2024年までに宇宙飛行士を派遣すると発表しました。
NASAが今後10年間の宇宙開発として発表した計画では、まず月軌道プラットフォームゲートウェイを建設し、その後に人類を月表面へと着陸させます。また、月に人類が降り立つのは2026年以降となるそうです。
NASAは現在開発中の大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」を主に利用し、2022年から月軌道プラットフォームゲートウェイを建造する予定です。ただし2024年までの宇宙基地の建造や2026年以降の月着陸はすべてが上手くいった場合のスケジュールで、この計画のタイムラインが守られるかどうかは全く不透明です。
Image Credit: NASA
■NASA’s planning to send people back to the Moon’s surface in about a decade
https://www.theverge.com/2018/8/28/17790374/nasa-moon-surface-astronauts-lunar-space-station-2024
(文/塚本直樹)