JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2018年9月5日に記者会見を実施し、小惑星探査機「はやぶさ2」の運用状況を報告しています。
まず、はやぶさ2は8月18日から「Box-B運用」を開始しています。これはリュウグウから20km離れた1〜5kmの範囲でツアー観測を行い、ホバリング領域を横に広げて小惑星正面から少しずれた方向から観測を行うというもの。また、上画像のようにリュウグウの撮影も8月24日におこなっています。
そして9月、10月におこなう接近運用についても準備を進めており、タッチダウン運用リハーサル1は9月11日〜12日に実施する予定です。
Image Credit: JAXA
■小惑星探査機「はやぶさ2」の記者説明会(18/09/05)
http://fanfun.jaxa.jp/jaxatv/detail/12673.html
(文/塚本直樹)