BSHARKは、水素燃料駆動ドローンメーカーのMicroMultiCopterと提携し、新型の水素燃料駆動ドローン「Narwhal 2」をロードタウン(イギリス領ヴァージン諸島)で発表しました。
水素燃料で駆動する「Narwhal 2」は、航空機用アルミニウムをベースとしたフレームを採用し、防水、防塵、耐火性能を誇ります。水素燃料を充填するタンクにはカーボンファイバーで覆われたアルミニウム合金製Type-4シリンダーを採用し、少なくとも500回程度の充電が可能。約1000gの筐体に対し、120分の連続飛行ができます。水素燃料は、圧力や温度など複数のセンサーにより管理されています。
また、通信システムには3G/4Gの通信ができるLTEモジュールを採用し、30キロメートルの長距離通信を実現。WiFiやドローン管制ステーションとのリンク機能も搭載しています。
BSHARKの最高経営責任者(CEO)リン氏は「データ送信問題に取り組んだ結果、当社のドローンが長距離任務にまさに有用であることが判明した」とコメントしています。
「Narwhal 2」の販売価格は6800ドル。
なお、発表会の様子はyoutubeで閲覧することができます。
Image Credit:BSHARK/youtube
■BSHARKが水素燃料ドローンNarwhal 2を発表(PRWire)
https://kyodonewsprwire.jp/release/201809178008