NASAは2018年9月15日(現地時間)、最後となる「デルタII」ロケットをカリフォルニアから打ち上げました。また、搭載されていた地球観測衛星「ICESat-2」の軌道投入にも成功しています。
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)が製造するデルタIIは、初となるGPS衛星や商業通信衛星コンステレーション、探査機打ち上げなど、まさにアメリカの宇宙開発を支えてきました。
そしてICESat-2は地球上の氷のレベルを観測します。搭載した観測機器「ATLAS」では1万パルス/sの緑色のライトで地上を走査。そしてその反射から、氷のレベルのマップを製作するのです。
Image Credit: Bill Ingalls/NASA
■Last Delta II Rocket Launches NASA Satellite to Map Earth’s Ice with Space Laser
https://www.space.com/41850-nasa-icesat2-laser-launches-on-last-delta-ii-rocket.html
(文/塚本直樹)