JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2018年9月22日、小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載されたローバ(探査車)「MINERVA-II1」が、小惑星「リュウグウ」に着陸成功したと発表しました。
MINERVA-II1は「ローバ-1A/1B」の2機からなる円形のローバで、ホップ(ジャンプ)しながら移動し、写真撮影をおこないます。このような移動型の探査機による小惑星観測ははじめてのケースとなります。
探査機はリュウグウ表面での探査活動をすでに開始しており、上画像では左側にリュウグウが、右側に太陽光が写り込んでいます。一方、はやぶさ2はMINERVA-II1を分離後、リュウグウ中心から約20km上空のホームポジションにまで戻っています。
Image Credit: JAXA
■小惑星探査機「はやぶさ2」搭載ローバMINERVA-II1の小惑星Ryugu(リュウグウ)への着陸成功について
http://www.jaxa.jp/press/2018/09/20180922_minerva2_j.html
(文/塚本直樹)