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「MASCOT」後継機を火星衛星探査機に。JAXAら三機関が合意

sorae.jp 2018年10月4日 15時17分

JAXAは10月3日、CNES(フランス国立宇宙研究センター)およびDLR(ドイツ航空宇宙センター)と、火星衛星探査計画(MMX)における協力に関する共同声明(PDF)を発表しました。

MMX(Martian Moons eXploration)は、2020年代前半に火星衛星探査機の打上げを目指して現在研究開発が行われています。火星の衛星「フォボス」「ダイモス」の擬周回軌道に入り、火星衛星の観測やサンプル採取を目的とし、ミッション完了後は地球に帰還する予定。これにより、火星衛星の起源や火星圏の進化の過程が明らかになることが期待されます。

今回の声明では「はやぶさ2」に搭載した小型着陸機「MASCOT」に続き、MMX探査機に搭載する小型着陸機をCNES・DLRが共同開発することで合意しています。

 

Image Credit:JAXA
■火星衛星探査計画に関するフランス国立宇宙研究センター(CNES)およびドイツ航空宇宙センター(DLR)との共同声明について
http://www.jaxa.jp/press/2018/10/20181003_mmx_j.html
■火星衛星探査計画(MMX)
http://mmx.isas.jaxa.jp/index.html

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