NASAは、10月10日に発生したチャンドラX線観測衛星のセーフモードの原因を解明し、正常な状態に復旧させたことを発表しました。
セーフモードに至った原因は致命的な問題ではなく、チャンドラに搭載されているジャイロスコープに不具合が発生した結果、3秒間の異常データが発生。その誤った数値を検出したチャンドラのコンピュータが状態異常と判断し、セーフモードに切り替えたといいます。
すでに、不具合の生じたジャイロスコープは予備として置き換えられており、今週末にも運用が再開される見通しです。
Image Credit:NASA
■Chandra Operations Resume After Cause of Safe Mode Identified
https://www.nasa.gov/feature/chandra-operations-resume-after-cause-of-safe-mode-identified