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「NASA Space Apps Challenge 2018」日本国内6都市で10月20日・21日に開催

sorae.jp 2018年10月17日 18時45分

宇宙関係のオープンデータを活用するハッカソンである「NASA Space Apps Challenge 2018」 が、2018年10月20日(土)・21日(日)の2日間、世界100以上の都市、日本国内では「東京・豊橋・大阪・神戸・宇部・会津」の6都市での開催が決定しています。

「NASA Space Apps Challenge 2018」 は、NASAの呼びかけにより始まった宇宙関連のオープンデータの活用を目的としたハッカソン。2012年から年に1回開催されています。
日本で今まで行われたSpace Appsでは、「Personal Cosmos(様々な地球の姿を表示する球体ディスプレイ)」「Apollon’s Eye(地球に降り注ぐ宇宙線をARで可視化するグラス)」「のーくり(高エネルギー天体物理現象をプッシュ通知)」などが生み出されています。

今年のテーマは「Earth and Space」とし、NASAから以下のチャレンジテーマが出されています。

1. CAN YOU BUILD A… : これつくれますか…
人々は地球上の人生を支え、宇宙を探検するために物を作ります。NASAのデータを使って問題を創造的に解決する、建物からロボットヘルパー、市民科学のツールまで、さまざまなものをどのように作り出すか示すことを求めます。
2. HELP OTHERS DISCOVER THE EARTH : 地球を発見する手助けをしよう
科学分野を理解することは、地球上に住むことの中心です。NASAのデータを使って、人々が地球の仕組みを発見するのに役立つものを作ることを求めます。
3. VOLCANOES, ICEBERGS, AND ASTEROIDS (OH MY) : 火山、氷山、そして小惑星(なんと!)」
私たちの惑星と太陽系には、驚きで満ちています。このような驚きのイベントの予測、監視、復旧のために、NASAのデータを分析することを求めます。
4. WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS… : 世界に今必要なものは…
地球人には、食糧、水、清浄な空気、避難所など、多くのものが必要です。世界の生命の重要な側面に影響を及ぼす問題に取り組み、解決策を見つけることを求めます。
5. AN ICY GLARE : 氷のきらめき
緑色、青色、灰色、白色:寒い地球の極域や山岳地帯では多くのものごとが起こっています。地球の氷圏をよりよく理解し、監視し、解釈することを求めます。
6. A UNIVERSE OF BEAUTY AND WONDER : 美しく不可思議な宇宙
宇宙は素晴らしいものでいっぱいです。科学的、技術的、芸術的に、宇宙科学と探査について真剣に、そして想像的に考えることを願います!

なお、日本会場である6会場は「Space Apps JAPAN」と称して有志連携しており、「NASA Space Apps Challenge 2018」を通じて日本における宇宙オープンデータの活用や、ものづくりの活性化を推進していきます。

 

Image Credit:NASA Space Apps Challenge
■NASA Space Apps Challenge 2018 日本国内6都市で開催
http://pressrelease-zero.jp/archives/135064

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