KDDIは、富士登山の遭難者救助を目的とした「ドローン山岳救助支援システム」の実証実験成功に関する記者説明会を開催しました。
「ドローン山岳救助支援システム」は、KDDIの4G LTEモバイルネットワークを搭載した山岳用のスマートドローンを用い、ヤマップの位置情報通知・監視サービス、ウェザーニュースの高精細気象予報システムと共同開発したものです。
実証実験は、富士山御殿場口新五合目から登山し遭難したという設定で行われました。遭難時の箇所をGPSで取得し、スマートドローンが急行。現場状況を撮影するというプロセスに成功しています。これにより、遭難状況による最適な山岳救助へ繋げることが可能となります。KDDIは、この「ドローン山岳救助支援システム」の実証実験成功に伴い、2019年の富士山開山期間での運用を目指していきます。
また、記者説明会では、御殿場市とKDDIの包括提携に関する協定締結式があり、御殿場市長 若林洋平氏とKDDI理事 中部総支社長 渡辺道治氏による調印が行われました。
御殿場市 若林洋平氏は「市長らしからぬ髪型をしていますが、曇でも富士山が見えるように富士山カットをしています」と会場に笑いを誘う一面もありました。
Image Credit:sorae編集部
■ドローン山岳救助支援システム 富士山実証実験