データダイレクト・ネットワークス(DDN)は、NASAの「火星探査機インサイト」を支援し、ミッションに直結する重要情報を管理することを発表しました。
「火星探査機インサイト」は、2018年5月に打ち上げられ、長い旅路を経て日本時間11月27日(火)午前5時に火星に着陸を予定。その模様は、米国内70地点と海外の4地点でライブ中継が予定されています。
インサイトの着陸地点は、米国の南西部の地形に似ているフラットで平滑な大溶岩平野の西端に位置する、楕円形のエリシウム平原と呼ばれる場所。インサイトは他の火星探査ローバーとは異なり、着陸地点に留まって火星の地面を採掘、調査します。そのデータは、約1億4645万km離れた地球上のデータセンサーに導入された「DDN EXAScalerシステム」に送信され、綿密な分析とシミュレーションが実行されることとなります。
これにより、惑星の地震、熱流量、高精度追跡を測定する手段が得られ、今後の宇宙探査に関する技術の発展や、火星・太陽系の成り立ちなどが、また1つ解明されることでしょう。
【関連資料】
・DDN EXAScaler ソリューションについて
https://ddn.co.jp/products/storage_appliance/es14kx.html
https://ddn.co.jp/products/storage_software/exascaler.html
・火星探査機インサイトのミッションについて(英語)
https://mars.nasa.gov/insight/mission/overview/
Image Credit:NASA
■DDN、火星探査機「インサイト」のミッションを支援
https://ddn.co.jp/