NASAは民間月輸送プログラム(CLPS)に参加する9社を発表しました。その中には、日本の宇宙開発企業「ispace」の協力会社となる米Draperも含まれています。
Commercial Lunar Payload Servicesとして進められてきたこの計画では、ペイロード(貨物)のインテグレーションから運用、地球からの打ち上げや月への着陸までの科学・技術提供が目的となります。
今回選定されたのは、Google Luner XPRIZEに参加していたアストロボティック・テクノロジー、ムーン・エクスプレス、そしてDeep Space Systems、Draper、Firefly Aerospace、Intuitive Machines、Lockheed Martin Space、Masten Space Systems、Orbit Beyondの9社です。
NASAはCLPSにたいして今後10年で最大26億ドル(約2900億円)の予算を支出し、早ければ2019年にもミッションが開始されます。
Image Credit: NASA
■NASA Announces New Partnerships for Commercial Lunar Payload Delivery Services
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-announces-new-partnerships-for-commercial-lunar-payload-delivery-services
(文/塚本直樹)