三菱重工業は2018年12月6日、英インマルサットと「H3」ロケットによる人工衛星の打ち上げ契約で合意したと発表しました。
インマルサットの人工衛星を搭載したH3は2020年以降の打ち上げが予定されています。また、H3での民間企業からの受注は今回が初めてとなります。これまで、インマルサットは2017年にも三菱重工と打ち上げ契約に合意しており、「H-IIA」ロケットでは海外顧客から5件の契約を獲得していました。
なお、H3は2020年度に初号機を打ち上げる予定です。また、インマルサットは2020年以降に第6世代通信衛星(Inmarsat-6)シリーズの運用を開始します。
Image Credit:三菱重工業
■英インマルサット社と三菱重工、新型基幹ロケットH3での打上げで民間企業と初の合意打上げは2022年以降を予定
https://www.mhi.com/jp/news/story/181206.html
(文/塚本直樹)