この画像はハッブル宇宙望遠鏡に搭載されているカメラによって、7つの個別露光によって撮影されたものを合成した多波長写真です。
微光天体カメラ「FOC」は紫外線、広域惑星カメラ「WFPC2」は紫外線と赤外線に2種の可視光、赤外線+マルチオブジェクト分光計「NICMOS」は2種の赤外線の計7つの波長を合成し、可視化しています。(NASAのAPODの解説では、FOCは2種の紫外線、WFPC2は2種の可視光、NICMOSは3種の赤外線と解説されています)
この銀河は「とけい座」の方向に約4000万光年離れた場所に位置している渦巻銀河「NGC 1512」を捉えたもので、2001年5月に公開されました。
Image Credit:NASA, ESA, Dan Maoz (Tel-Aviv University, Israel, and Columbia University, USA)
■Composite ultraviolet-visible-infrared image of NGC 1512
https://www.spacetelescope.org/images/heic0106b/
https://apod.nasa.gov/apod/ap010606.html