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「ACS」で捉えた鮮明な棒渦巻銀河

sorae.jp 2019年1月4日 23時30分

この棒渦巻銀河「NGC 1300」はエリダヌス座の方向約6000万光年先に位置しています。

ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ「ACS」によって、美しい星々や銀河の腕、輝くガス、塵のシルエットを捉えることに成功しています。鮮明に映し出されたこの渦巻腕の中には星形成領域や星団、赤色巨星や青色巨星を所々に確認することができます。

「NGC 1300」の様な棒渦巻銀河の腕は、通常の渦巻銀河の様に中心に向かってぐるぐると渦巻いている構造ではなく、銀河バルジに対し両極に棒状構造が貫いています。
全天で観測されている銀河の半数がこの構造であり、我々の天の川銀河も棒渦巻銀河であると言えます。

この画像は「ACS」による4つのフィルター(赤外線I、可視光H-α/V/B)を用いた合成画像で、2005年1月に公開されました。

 

Image Credit:NASA, ESA, and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA)
■A poster-size image of the beautiful barred spiral galaxy NGC 1300
https://www.spacetelescope.org/images/opo0501a/

 

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