中国C-Space Projectは、内モンゴル自治区からモンゴルに広がるゴビ砂漠に火星シミュレーション基地をオープンしました。
C-Space Projectは中国の若者向けの宇宙教育プロジェクト。”C”はCommunity(コミュニティー)、Culture(文化)、Creativity(創造性)を表しています。
このシミュレーション基地は、宇宙や火星での生活について学習および体験ができる施設。火星環境を再現するため、厳しい気候や砂嵐が発生するゴビ砂漠が選ばれました。敷地は1万1996平方フィートで、基地には「エアロック」「制御室」「リサイクルユニット」「気密室」「貯蔵庫」「バイオモジュール」「医療施設」「居住区」「トイレ」「娯楽&フィットネス室を含む9のカプセル」があり、限られた資源を活かす施設と閉鎖的な空間というリアルな火星基地体験を可能としています。
この基地は、宇宙や天文教育を始め、火星をテーマにした観光、科学研究や映画撮影など、中国初の文化・観光基地になるだろうと報じられています。
Image Credit:C Space
■C-Space Projectが宇宙教育施設として火星基地をオープン
https://kyodonewsprwire.jp/release/201812251755
https://gbtimes.com/a-first-look-at-chinas-mars-simulation-base-out-in-the-gobi-desert