米ブルー・オリジンは2019年1月23日(現地時間)、「ニュー・シェパード」ロケットの打ち上げを実施しました。打ち上げとブースターの着陸、そしてカプセルの帰還まで、ミッション「NS-10」はすべて成功しています。
ニュー・シェパードは高度100kmを目指すロケットで、第1段は地上着陸による再使用が可能です。そして将来的には、宇宙旅行や科学ミッションへの利用が予定されています。
また今回ペイロードとして搭載されたのは、NASAの微小重力に関するプログラム「Flight Opportunities Program」の、8個の実験機器です。カプセルは地上へと軟着陸に成功していることから、今後そのデータが精査されるものと予測されます。
Image Credit: ブルー・オリジン
■Watch Live Now! Blue Origin Launching New Shepard NS-10 for NASA
https://www.space.com/17933-nasa-television-webcasts-live-space-tv.html
文/塚本直樹