米ブルー・オリジンは本日のロケット打ち上げ実況の中で、年末までに「ニュー・シェパード」ロケットの有人打ち上げを目指すとの目標を明かしました。
ニュー・シェパードは再使用が可能なロケットで、高度100kmでの宇宙旅行や科学実験機器の投入に利用される予定です。
そしてブルー・オリジンでディレクターを務めるAriane Cornell氏は、「(有人打ち上げについて)我々は年末までには実施したいと考えている。しかし決して焦っているわけではなく、正しく時間をかけ手順を踏む予定だ」と語っています。
宇宙開発のスケジュールは遅延するケースがよくあり、また実際にブルー・オリジンによる商業運行がいつ始まるのかはまだわかりません。なお、以前に同社は宇宙旅行のチケットを今年販売すると表明したことがあります。
Image Credit: ブルー・オリジン
■Blue Origin Wants to Launch a Person Into Space by the End of This Year
https://www.space.com/43097-blue-origin-crewed-new-shepard-launch-2019.html
文/塚本直樹