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カナダ、月軌道プラットフォームゲートウェイに参加 「カナダアーム3」提供

sorae.jp 2019年3月3日 16時47分

NASAの月軌道プラットフォームゲートウェイ計画に、カナダが国として初めて参加を表明しました。カナダはロボットアーム「カナダアーム3」を提供する予定です。

月軌道プラットフォームゲートウェイは、月を周回する宇宙基地です。宇宙飛行士の滞在が可能で、さまざまな実験をおこなう施設としてだけでなく、月探査や新宇宙探査の拠点として利用されます。

そして、カナダアーム3はメインアームと小型アームから構成され、月軌道プラットフォームゲートウェイのメンテナンスや修理に利用される予定です。現在国際宇宙ステーション(ISS)には「カナダアーム2」が搭載されており、カナダアーム3はその後継モデルとなります。

以前の発表によれば、月軌道プラットフォームゲートウェイは2022年に組み立てを開始し、2024年に宇宙飛行士が滞在する予定です。ただしロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」やオライオン宇宙船の開発の遅れから、このスケジュールが守られるかどうかは不透明です。

 

Image Credit: カナダ宇宙庁
■Canada Joins NASA’s Lunar Gateway Station Project with ‘Canadarm3’ Robotic Arm
https://www.space.com/nasa-lunar-gateway-canada-canadarm3-robot-arm.html
文/塚本直樹

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