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「2024年までに月に人を送る」米副大統領が宣言

sorae.jp 2019年3月28日 10時17分

アメリカ副大統領のマイク・ペンス氏は、5年以内(2024年まで)に宇宙飛行士を再び月に送ると発言しました。さらに「我々は競争の中にいる」と、中国に対する強い対抗心も明らかにしています。

アメリカはこれまで、2028年の有人月面探査を目指していました。しかし国家安全保障会議に登壇したペンス氏は、月の南極付近に月面基地を建築することを示唆。そして、月だけでなく火星やそれ以上遠くへの探査計画にも言及しています。

そして宇宙飛行士の輸送手段として、NASAの超大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」が間に合わなければ、民間ロケットの選択もあり得るとしています。

アメリカは2022年に月周辺に「ゲートウェイ(月軌道ゲートウェイプラットフォーム)」を建築し、月面探査、あるいは惑星探査に利用します。現時点では、このゲートウェイの計画への変更は伝えられていません。

Image: NASA
■US to Return Astronauts to the Moon by 2024, VP Pence Says
https://www.space.com/us-astronauts-moon-return-by-2024.html
文/塚本直樹

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