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ファルコン・ヘビーのフェアリング回収実施 年内にも再使用へ

sorae.jp 2019年4月17日 10時30分

米スペースXは、4月11日(現地時間)に打ち上げた大型ロケット「ファルコン・ヘビー」のフェアリング回収を実施しました。このフェアリングは、2019年の打ち上げミッションにて再使用される予定です。

スペースX率いるイーロン・マスク氏によれば、フェアリングは2個とも回収に成功。衛星ブロードバンド計画「スターリンク」のミッションにて、年内に再使用するとしています。

1個600万ドル(約6億7000万円)と高額なフェアリングは、これまでも回収と再使用が計画されていました。それぞれのフェアリングにはアビオニクス・システムとスラスタが装着されており、パラシュートにて海上にゆっくりと着水します。なお、昨日の打ち上げでは上部にネットを装着した回収船「ミスター・スティーブ」は利用されませんでした。

また、スターリンクの実運用に向けた人工衛星は5月に「ファルコン9」ロケットにて打ち上げられる予定です。

Image: スペースX
■SpaceX Recovered Falcon Heavy Nose Cone, Plans to Re-fly it This Year (Photos)
https://www.space.com/spacex-reuse-payload-fairing-starlink-launch.html
文/塚本直樹

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