中国が小惑星/彗星探査機を2022年に打ち上げることを、国営通信社の新華社が報じています。
この探査ミッションは精査中とされていますが、現時点での計画では地球近傍小惑星「2016 HO3(Kamo’oalewa)」に到達し、サンプルを採取するミッションとなっています。
そして2016 HO3の探査を終えると、探査機は地球近くへと戻りサンプルを地球へと向けて分離。そして探査機はアステロイド・ベルトにある彗星「Comet 133P(Elst-Pizarro)」の探査を実施するのです。
中国は嫦娥3号による月軟着陸、嫦娥4号による月裏面への着陸に成功しており、さらに嫦娥5号による月サンプルリターンミッションを予定しています。
Image: NASA/JPL-Caltech
■China to Launch Ambitious Asteroid-Comet Mission in 2022
https://www.space.com/china-asteroid-sample-return-comet-mission-2022.html
文/塚本直樹