スペースXは5月4日(現地時間)、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた「ドラゴン補給船」の投入とロケット第1段の着陸は成功しています。
数日遅れた今回の打ち上げは、フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地から実施。また、ロケット第1段は大西洋に浮かべられたドローン船へと着陸しました。本来は地上の着陸地点の使用が予定されていたのですが、こちらは「クルー・ドラゴン」の損失調査のために選択されませんでした。
そして、今回打ち上げられたドラゴン補給船は2017年8月に「CRS-12」ミッションにて使用されたものです。内部には約2.5トンの補給物資や科学実験装置が搭載されています。
今後の予定としては、ドラゴン補給船は5月6日に国際宇宙ステーションへとドッキング。そして約1ヶ月後に分離して、地球へと帰還する予定です。
Image: NASA
■SpaceX Dragon Launches NASA Cargo to Space Station, Aces Predawn Rocket Landing
https://www.space.com/spacex-dragon-predawn-launch-landing-success-crs17.html
文/塚本直樹