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オメガAロケットの燃焼テスト不具合、ノースロップ・グラマンが調査

sorae.jp 2019年6月6日 7時54分

米ノースロップ・グラマンは、5月30日に実施された3段式の大型ロケット「オメガA」の初めての燃焼テストに不具合が発生したことについて、調査を進めています。

ユタ州プロモントリーにて実施された地上テストでは、オメガAの第1段の燃焼テストを実施。122秒間の燃焼テストでは、ブースターのノズルが溶け、その一部が飛散しました。

一方で、ロケット自体の燃焼は成功し、規定の200万ポンドの最大推力を達成しました。この結果について、ノースロップ・グラマンは「ノーズコーンが破損した理由はまだわからないが、データの精査を進める」としています。

オメガAは今秋にも、第2段の燃焼テストが予定されています。そして2021年に初の試験飛行を行い、翌年には運用を開始する予定です。

 

Image: ノースロップ・グラマン
■Northrop Grumman Investigates Anomaly from 1st OmegA Rocket Motor Test
https://www.space.com/northrop-grumman-test-fires-omega-rocket.html
文/塚本直樹

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