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国際宇宙ステーションを民間開放へ 旅行客滞在も可能に

sorae.jp 2019年6月12日 11時14分

NASAは2019年6月7日(現地時間)、国際宇宙ステーション(ISS)の民間ビジネスへの開放に関する発表をおこないました。

今後、民間企業はISSを利用した短期の有人活動を申請することができます。ISSへと搭乗する宇宙飛行士はNASAによる十分な訓練を受けた後、米スペースXやボーイングなどのアメリカの宇宙船でISSへと向かいます。

NASAによれば、年間最大2人の民間宇宙飛行士が1ヶ月程度、ISSに滞在できます。そして、ISSへの推定滞在費用は1日あたり3万5000ドル(約380万円)になると、NASAは試算しています。

NASAは2024年にISSのサポートを中止する予定で、その運営の民間移譲を模索しています。また、ロシアも商業宇宙旅行の再開に関心を示しており、スペース・アドベンチャーズ(Space Adventures)と2021年に2人の旅行客をISSに滞在させることで同意しています。

 

Image: NASA
■NASA: The International Space Station Is Open for Commercial Business in Orbit
https://www.space.com/nasa-international-space-station-commercial-use.html
■Private Astronauts Could Spend a Month in Space Under New NASA Plan
https://www.space.com/private-astronauts-nasa-commercial-space-station.html
文/塚本直樹

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