2019年6月17日は「ストロベリームーン」と呼ばれる満月を見ることができます。
一般的には、夏至に近い6月の満月は、月の位置が低いため赤っぽく見えると言われていますが、特別な天文現象としてピンク色や赤色に染まるということではありません。
アメリカの先住民がイチゴの収穫時期の6月に見られる満月を「ストロベリームーン」と呼んだことが語源とされていたり、同じくネイティブアメリカンのチェロキー族は青トウモロコシがよく育つ時期だから「グリーンコーンムーン」、ヨーロッパでは「ローズムーン」であったり、様々な呼ばれ方をしています。
日本では、近年になって「ストロベリームーン」として様々なメディアで取り上げられ始めました。一昨年の2017年では、2017年で最も小さい満月がストロベリームーンの時期と重なった事もあり、話題に拍車をかけた様にも思えます。また、この時期になるとストロベリームーン関連のイベントやアイテムが登場するなど、少しずつ天体イベントとして馴染み始めています。
しかし、ストロベリームーンだから「月がピンクになる」なんて事は間違いなので、気をつけくださいね。
Image Credit:sorae編集部
※記事の満月画像は2019年1月21日のスーパームーンのものです