その詳細なミッション内容が明かされていない米空軍のスペースプレーン「X-37B」が、衛星観測ファンにより観測されています。
オランダのRalf Vandebergh氏によって、6月30日と7月2日に撮影された今回の画像。観測には10インチ口径のニュートン式望遠鏡と、モノラルのCMOSカメラが利用されました。
撮影画像はぼんやりとしているものの、スペースプレーンのノーズやペイロードベイ、テールなどが確認できます。飛行高度は339kmでした。
X-37Bは今回が5回目のミッションで、また打ち上げられるたびのその飛行日数を伸ばしています。今回のミッションは、2017年9月に米スペースXの「ファルコン9」ロケットにより、フロリダのケネディ宇宙センターから打ち上げられました。
Image: Ralf Vandebergh
■Mysterious X-37B Military Space Plane Caught on Camera (Photo)
https://www.space.com/x-37b-space-plane-skywatcher-photo.html
文/塚本直樹