中国民間企業のiSpaceは7月25日、「Hyperbola-1」ロケットの酒泉衛星発射センターからの打ち上げに成功しました。
Hyperbola-1は3段の固体ステージと1段の液体ステージを組み合わせた4段式ロケットで、全長は20.8mの重量31トンとなっています。
そして、ロケットにはアマチュアによる通信衛星の「CAS-7B」や中国中央電視台による技術実証ペイロードなどが搭載されていました。これらは、高度300kmの軌道へと投入されています。
中国ではその他にも民間企業のLandspaceやOneSpaceが衛星打ち上げを目指していますが、iSpaceは一歩その競争から抜けたことになります。
Image: iSpace
■Chinese iSpace Achieves Orbit with Historic Private Sector Launch
https://www.space.com/ispace-china-first-private-orbital-launch-success.html
文/塚本直樹