インドの月探査ミッション「チャンドラヤーン2号」が8月13日、地球周回軌道を離れ月へと向かいました。
ISRO(インド宇宙研究機関)の発表によると、チャンドラヤーン2号は1203秒のエンジン点火を実施し、月へと向かう軌道へと移動しました。
チャンドラヤーン2号はオービター(探査機)とローバー(探査車)「プラギャン」によるミッションで、ランダー(着陸機)「ヴィクラム」とローバーは9月初頭に月へと着陸し、約2週間のミッションを実施します。一方、オービターは約1年間活動します。
そして、ミッションでは月の南極にて探査を行います。また、同ミッションは旧ソ連やアメリカ、中国に続く、4カ国目に探査機を月面へと軟着陸させることが期待されています。
Image: ISRO
■India’s Chandrayaan-2 Spacecraft Leaves Earth Behind for Trip to the Moon
https://www.space.com/india-chandrayaan-2-leaves-earth-for-moon-orbit.html
文/塚本直樹