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中国の次世代宇宙船が公開 2020年にも初飛行

sorae.jp 2019年10月8日 17時20分

中国空間技術研究院(CAST)は、次世代宇宙船の姿を公開しています。

この宇宙船は上部のクルー・モジュールと下部のサービス・モジュールから構成されており、4人〜6人の宇宙飛行士を搭乗させることができます。

宇宙船の全長は約9メートルで、最大重量は約20トンとなります。さらに、クルー・モジュールは一部が再使用することができます。

現在中国は3人乗りとなる宇宙船の神舟を運用していますが、こちらは深宇宙の強い宇宙線環境での運用が想定されておらず、また高い高度からの大気圏突入にも耐えることができません。

中国は2003年に神舟5号を打ち上げ、世界で3カ国目に宇宙飛行士を打ち上げた国となりました。そしてこの次世代宇宙船は、2020年の前半に長征5Bロケットによる無人でのテスト打ち上げが予定されています。さらに2021年には、宇宙ステーションのコアモジュールが打ち上げられる予定です。

 

Image: CAST
Source: Space.com
文/塚本直樹

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