米ヴァージン・ギャラクティックは2019年10月2日、イタリア空軍と有人での実験打ち上げに関する契約を結んだと発表しました。
ヴァージン・ギャラクティックは高度110キロメートルの弾道飛行を目指しており、宇宙船の内部では微重力を体験したり、黒い宇宙や丸い地平線を眺めることができます。
そしてイタリア空軍との契約では、3人の乗員と科学実験機器を搭載し、宇宙船のスペースシップツーを2020年にも打ち上げます。
飛行実験では重力の変化による人体への影響や、環境にやさしい燃料に関する化学物質の研究が行われます。
ヴァージン・ギャラクティックは同時に宇宙旅行のチケットも25万ドル(約2700万円)で販売しており、すでに600人が予約しています。
Image: ヴァージン・ギャラクティック
Source: Space.com
文/塚本直樹