米スペースXは2019年10月15日、衛星ブロードバンド「スターリンク」にて3万機の人工衛星の打ち上げを新たに申請していたことが判明しました。
スターリンクは地球低軌道に人工衛星を多数打ち上げコンステレーションを構成し、全世界に高速インターネットを提供する計画です。
スペースXはすでに、1万2000機の人工衛星の打ち上げ許可を連邦通信委員会(FCC)から与えられています。さらに、60機の第一弾の人工衛星の打ち上げも実施しています。
スペースXのイーロン・マスク氏は、スターリンクでは1000機の人工衛星を打ち上げた時点で商用サービスが可能になると伝えています。
衛星ブロードバンドで先行するスペースXですが、すでに既存人工衛星とのニアミスといった問題も発生しています。このような問題を、どのように解決するのかも注目されます。
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Image: スペースX
Source: Space.com
文/塚本直樹