NASA長官のジム・ブリデンスタイン氏は2019年10月18日、「初めて火星に降り立つ人類は女性になる可能性が高い」との見解を示しました。
この発言は、初となる女性だけによる宇宙遊泳に関するカンファレンスにて語られたものです。なお、ブリデンスタイン氏は「うちの11歳の娘が夢を叶えたら、その未来もそう遠くはないかな」との冗談も交えています。
NASAは2030年代の有人火星探査を目指しています。一方、米スペースXなどの民間宇宙開発企業は2020年代の有人火星探査を目指しており、NASAの宇宙飛行士が火星への一番乗りとならない可能性もあります。
また、NASAは2024年までに月に再びアメリカ人宇宙飛行士を立たせることを目標としており、そのうちの一人は女性になる予定です。
月に初めて降り立ったのがニール・アームストロング氏だったのを考えると、火星に初めて降り立つのが女性になるのも、なんとも夢のある話ですね。
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Image: NASA
Source: Space.com
文/塚本直樹