株式会社ALEは11月6日、人工流れ星計画の衛星2号機(ALE-2)を2019年11月25日からのウィンドウ(日程)にて打ち上げると発表しました。
ALEは高度400キロメートルに設置された人工衛星から、直径約1センチメートルの流星源を放出することで、高度60〜80キロメートルの大気圏で燃え尽きる最中に人工流れ星を実現します。
すでに今年1月には人工衛星の初号機(ALE-1)を打ち上げており、2020年春に広島・瀬戸内を中心とした直径約200キロメートルの範囲で人工流れ星がみられる予定です。
ALE-2はロケット打ち上げプロバイダーのSpaceflightと契約し、ロケット・ラボのエレクトロンロケットでニュージーランドから打ち上げられます。打ち上げウィンドウは11月25日から14日間です。
そして打ち上げ後には数ヶ月にわたり試験運用をおこない、2020年に人工流れ星を実証します。なお、場所は現在検討中とのことです。
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Image/Source: ALE
文/塚本直樹