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はやぶさ2、リュウグウから出発。地球まで約1年の旅へ

sorae.jp 2019年11月13日 17時20分

JAXAは2019年11月13日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから出発したのを確認したと発表しました。

2014年に打ち上げられた「はやぶさ2」は2018年6月からリュウグウの探査を開始し、サンプルの回収や探査機の放出など、さまざまなミッションに取り組んできました。

そして11月13日、はやぶさ2は化学推進系スラスタを噴射し、軌道制御の運用を実施。そして秒速9.2センチメートルでリュウグウからの離脱を開始しました。

今回のミッションについて津田雄一プロジェクトマネージャーは、「貴重なお土産と、時を忘れるほど夢中なひとときをくれたリュウグウをついに出発します。あなたのおかげで地球人はよい歳をとることができました。『はやぶさ2』はこれより進路一路地球を目指します。ありがとう乙姫様、また逢う日まで」とコメントを寄せています。

はやぶさ2はすでにすべての科学観測ミッションを終えており、2020年内に地球へと帰還する予定です。

 

関連:はやぶさ2、地球帰還するサンプルをリエントリーカプセルに収納

Image: JAXA
Source: JAXA
文/塚本直樹

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