米ヴァージン・ギャラクティックとNASAは5月5日、地上の2地点間を超高速で飛行する次世代機の開発に関する締結を発表しました。
今回の発表では、具体的な機体コンセプトなどは発表されていません。宇宙法協定にもとづく今回の協定では、超音速で乗客を輸送しながら繰り返し飛行する機体が想定されています。
なお、ヴァージン・ギャラクティックは6人乗りのスペースプレーン「スペースシップツー」による、宇宙旅行を計画しています。こちらの初飛行は、年内にも実施される予定です。
また、地上の2地点を結ぶ超高速飛行としては、米スペースXも宇宙船「スターシップ」を利用した運行を発表しています。スターシップでは、ニューヨークとパリをわずか30分で移動できると発表されています。
Image: ヴァージン・ギャラクティック
Source: Space.com
文/塚本直樹