米ロケットラボは、ニュージーランド現地時間11月20日午後3時20分、マヒア半島に位置する専用の発射場からエレクトロンロケットを打ち上げました。ロケットには約30基の小型衛星が搭載され、無事に軌道投入。また、同社として初めて打ち上げ後の第一段ロケットを地球へ帰還させ、回収することに成功しています。
ロケットラボによると、発射から2分30秒後、ロケットの第一段と第二段を分離し、第一段のエンジンを停止して機体の向きを変更。その後、主パラシュートを開くための小パラシュートを開き、第一段を安定させたのち主パラシュートを開いて洋上に着水。着水後、同社の専用の船が第一段ロケットを整備場へ戻し、検査を行うということです。
なお、ロケットラボは、打ち上げ後の機体を地球へ帰還させ回収した、世界で2番目の民間会社となりました。
Image Credit: Rocket Lab, Peter Beck Twitter
Source: Space News, Rocket Lab
文/出口隼詩