野口宇宙飛行士ミッション広報事務局は『野口宇宙飛行士ミッション報告会』を9月29日(水)に、JAXAの公式YouTubeチャンネルにて配信することを発表しました。
JAXAの野口聡一宇宙飛行士(以下、野口宇宙飛行士)は、2021年5月2日に165日の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を経て、地球へと帰還しました。
今回の飛行で、滞在期間が通算335日となり、日本人最長を記録。ミッション報告会では、3度目の宇宙滞在中に行ったISSでのミッションの成果や今後の地球低軌道の活動についてなど3つのトークセッションを通し 、野口宇宙飛行士本人が直接語ります。
『トークセッション1』では、ゲストとして漫画『 宇宙兄弟 』の編集にも携わった、株式会社コルク 代表取締役 佐渡島庸平氏が「挑戦」をテーマに野口宇宙飛行士がISS滞在中に行った新たな挑戦についてディスカッションします。また、野口宇宙飛行士のミッションを応援してきた『 宇宙兄弟 』の特別ムービーも放映される予定です。
『トークセッション2』は、ゲストに東京大学医科学研究所・教授/横浜市立大学/特別契約教授 谷口英樹氏が、野口宇宙飛行士がISSで実験していたiPS細胞を用いた3次元立体培養について、詳しく解説する予定です。
『トークセッション3』は前後半で構成されます。前半では、ISSで野口宇宙飛行士と2010年に同時滞在した、一般社団法人「Space Port Japan」代表理事 山崎直子氏が登壇。それぞれの視点から「宇宙滞在」を振り返ります。
トークセッション3の後半では、2021年12月にISSに向けて出発を予定している前澤友作氏が、宇宙飛行士訓練で滞在しているロシアから出演。民間の日本人として初めてISS滞在を予定している現在の訓練状況などを語る予定です。
Image Credit: 野口宇宙飛行士ミッション広報事務局
Source: 野口宇宙飛行士ミッション広報事務局