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ロケットラボ、NASA超小型衛星の打ち上げに成功。ゲートウェイ建設予定の軌道で運用テスト実施へ

sorae.jp 2022年6月29日 17時1分

【▲ 月長楕円極軌道(NRHO)を周回するCAPSTONEの想像図(Credit: Rocket Lab)】

ロケットラボは日本時間2022年6月28日、「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていたのはアメリカ航空宇宙局(NASA)の超小型人工衛星「CAPSTONE」で、予定通りの軌道へ投入されたことが同社のホームページにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■エレクトロン(Mission To The Moon) 

打ち上げ日時:日本時間2022年6月28日18時55分【成功】
発射場:オネヌイ射場(ニュージーランド)
ペイロード:CAPSTONE(Cislunar Autonomous Positioning System Technology Operations and Navigation Experiment)

CAPSTONE(キャップストーン)は、12Uサイズの超小型人工衛星です。地球低軌道へ投入されたCAPSTONEは、ロケットラボの小型衛星プラットフォーム「Photon(フォトン)」によって月を目指し、月長楕円極軌道(NRHO:Near Rectilinear Halo Orbit)に入る予定となっています。

月長楕円極軌道にはNASAが主導する月周回有人拠点「ゲートウェイ」の建設が予定されており、CAPSTONEは同軌道における安定性の実証といった運用テストを目的としています。

 

■この記事は、【Spotifyで独占配信中(無料)の「佐々木亮の宇宙ばなし」】で音声解説を視聴することができます。

Source

Image Credit: ロケットラボ ロケットラボ - Mission To The Moon

文/sorae編集部 速報班

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