宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月5日、内之浦宇宙空間観測所で2022年10月7日に予定されていた「イプシロンロケット」6号機の打ち上げを延期したと発表しました。
JAXAによると、打ち上げ延期の理由はロケットの飛行状況確認に必要な条件が整わないためで、新たな打ち上げ日時は決まり次第発表されるとのことです。
イプシロンロケット6号機には、QPS研究所の人工衛星2機「QPS-SAR-3」「QPS-SAR-4」と、「革新的衛星技術実証3号機」が搭載されています。革新的衛星技術実証3号機は、以下6機の人工衛星で構成されています。
・小型実証衛星3号機「RAISE-3」
・MAGNARO(名古屋大学)
・MITSUBA(九州工業大学)
・KOSEN-2(米子工業高等専門学校)
・WASEDA-SAT-ZERO(早稲田大学)
・FSI-SAT(一般財団法人未来科学研究所)
イプシロンロケット6号機に関する新たな情報は、発表があり次第お伝えしていきます。
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Image Credit: JAXA JAXA - イプシロンロケット6号機による革新的衛星技術実証3号機、QPS-SAR-3、QPS-SAR-4の打上げ延期について文/sorae編集部 速報班