枕営業とは、仕事を通して付き合いのある二人が、性的関係を持つことによって自らの利益を得たり、交渉を有利に進めようとする営業方法です。新人のタレントや声優、モデルが枕営業で仕事を得たり、逆にある仕事と引き換えに枕営業を強要するといったことも度々ニュースで取り上げられています。しかしそれは特定の職種ではなく、一般企業の営業マンでも十分に起こり得ることではないでしょうか。枕営業を武器に成績をあげようとする行為、それ自体が何かの法律に触れるかどうかを今西隆彦弁護士に聞いてみました。
■枕営業を武器にし成績を伸ばす事は、何かの法律に触れないのでしょうか?
こうした行為を強制することは許されるべきではありませんが、そういうことを積極的に武器として利用する方もいらっしゃるかもしれません。人、皆それぞれ考え方が違いますからね。
それをなにか法律的に罪に問うことはできないか。これはできないと答えざるを得ません。処罰する法律がないからです。
もちろん、それが児童福祉法や売春防止法にひっかかるのであれば、別途そうした法律違反として処罰することができますが、そうでない以上、処罰はできません。
社会的にこうした慣行があるのであれば、それは改められるべきだと思いますが、現状、こうした行為を処罰する法律はありませんから、やむを得ません。
■枕営業を武器にし成績を伸ばす事は、何かの法律に触れないのでしょうか?
こうした行為を強制することは許されるべきではありませんが、そういうことを積極的に武器として利用する方もいらっしゃるかもしれません。人、皆それぞれ考え方が違いますからね。
それをなにか法律的に罪に問うことはできないか。これはできないと答えざるを得ません。処罰する法律がないからです。
もちろん、それが児童福祉法や売春防止法にひっかかるのであれば、別途そうした法律違反として処罰することができますが、そうでない以上、処罰はできません。
社会的にこうした慣行があるのであれば、それは改められるべきだと思いますが、現状、こうした行為を処罰する法律はありませんから、やむを得ません。