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“激安焼肉食べ放題店”の元店員が語る「自分だったら絶対に注文しないメニュー」4選――仰天ニュース・大反響トップ10

日刊SPA! 2024年3月19日 15時45分

反響の大きかった2023年の記事からジャンル別にトップ10を発表してきた。今回は集計の締切後に、実は大反響だった記事に注目。年間ランキングで忘れられがちな11月12月に公開した仰天ニュースから選ばれた、第4位の記事はこちら!(集計期間は2023年11月~2024年1月。初公開2023年12月10日 記事は取材時の状況) *  *  *

 止まらない物価高によって、我々の生活が圧迫され続けている今日この頃。こんなとき、安価の「食べ放題店」は頼りになる存在だ。

 そんな食べ放題を提供している某焼肉チェーン店で、以前アルバイトをしていたという村田武さん(仮名)は、「自分がお客だったら絶対に注文しないメニュー」があると語る。

 そこで今回は、元従業員がコッソリ教える「格安の焼き肉食べ放題店ではオススメしないメニュー」を紹介していこう。

◆鮮度が落ちたモノを使うメニュー

 村田さんが勤めていたのは、お肉以外にも様々な食材をバイキング形式で食べられる某チェーン店。そのお店のスタッフとして働いたことで裏側を知ってしまい、別の食べ放題店で食事をする際に注文しなくなったメニューがあったようだ。

「まず最初に挙げたいのが『壺カルビ』。私が働いていた店の場合ですが、壺カルビの肉は、ちょっと古くなったモノや切り損ねて見た目が悪くなったモノを使用していました。要は、普通のカルビとして提供できなくなったモノってことですね。特にウチの店では味噌ダレに漬け込んでいたので、見た目も匂いも誤魔化せるんですよ。スタッフの間でも『こりゃ壺行きだな』っていう会話をよくしていました。もちろん、本当にちゃんと漬け込んだカルビを提供している店もあると思いますけど、個人的には壺に入ってる肉メニューは怪しいと思ってしまいます」

◆日替わりの惣菜も余り物で調理

 また、バイキングで提供している焼肉以外のメニューにも、オススメできないモノがあるという。

「焼肉以外のメニューで言うと、激安バイキングでよくある『日替わり総菜』もオススメしません。これも壺カルビと同じ理屈で、基本的に『なんとか消費しなくてはいけない古い食材』を使っていました。日替わりスープで『カルビスープ』もたまに出していましたが、このカルビも賞味期限直前のモノを使用していましたね」

◆盛り合わせも賞味期限直前の食材を使用

 食べ放題店に限らず、居酒屋でもよく見かける刺身や串焼きの「オススメ⚪︎種盛」。複数の味を一度に楽しめるだけに、好んで注文する人も多いだろうが、村田さんは、このようなメニューもあまり頼みたくないという。

「食べ放題店以外の焼肉屋でもバイトしていましたが、『日替わりホルモン3種盛』というメニューは、賞味期限が近いホルモンを順番に使用していました。そういう裏を見てきたので、他の店に行ったときも盛り合わせメニューはあまり注文しません。ただ、もちろん賞味期限が切れているわけではないので気にしなくていいんですけど……。私が働いていた店の場合、日替わりの盛り合わせは『古くなったけどギリギリ提供できる食材』を使用していたので、なんとなく頼みにくくなってしまいましたね」

◆従業員ならではの拒否反応も

 さらに、激安食べ放題店の従業員として働いていたがゆえに食べられなくなったモノもあるという。

「これは味とか品質うんぬんではないのですが、『豚タン』も食べなくなりました。私が働いていたお店の豚タンは、ネバネバして糸を引いていることがあったんですよ。お客さんにもよく聞かれたのですが、これは品質的には問題ないらしいので、そのように伝えていました。ただ、厨房では大きな容器の中にネバネバしている大量の豚タンが入っているので、見た目的にちょっと気持ち悪くて……。それを見て以来、別の焼肉店に食べに行っても頼めなくなりましたね」

 今のご時世、外食する機会が減ったという人も多いだろう。たまの贅沢、少しでも良い良質なモノをたくさん食べたいと思うのは当然のこと。だが今回、村田さんが挙げたことは、お店からすると食品ロスを減らすための企業努力であるともいえるモノもあった。時には食品ロスの手助けと考えて、敢えて積極的に注文してみてはいかがだろうか。

取材・文/サ行桜井

【サ行桜井】
パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。

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