恋愛の悩みは大人になっても尽きないものだが、“女性との性体験が一切ない男性”だけを集めたアイドルグループ「SDT48」をご存知だろうか。彼らは過去さまざまな失敗を重ねてきたに違いない……。そんなワケで、メンバーそれぞれに“恋愛失敗談”を聞いてみた。
SDT48候補生のあらむさんはSNSでも「パチンコ・スロット・競馬・ギャンブル大好きのクズ」というパンチの効いたプロフィールを書くだけあって、恋愛失敗談も他のメンバーとは一味も二味も違った!
◆ほぼリア充なのに「タイミングを逃した」
「中学生の頃は、実りこそしなかったものの告白したりされたり、そこそこ充実している方でした」
さらに高校生のころには後輩から熱烈な告白を受けたり、ナンパした女性とデートしたり、客観的に見ると、もはや“リア充”である。
「ただ、女の子側からがっつかれると、引いちゃって。完全にタイミングを逃してしまいました。高校を卒業して専門学校に入ってインカレサークルとかも入って楽しくやっていたんですが、自分でもまさか今になるまで女性との性体験が一切ないとは思っていませんでした(笑)」
タイミングがあわなかったことで、逆に「ここまで貫いたんなら簡単には捨てたくない」と強く思ったようだ。
◆人肌恋しくて…
だが、「簡単には捨てたくない!」と思った途端に“失敗”をしてしまったようだ。
「やっぱり人肌は恋しくて、“そういうお店”に行ったんです(笑)」
人生初のそういうお店は20歳の冬だった。そこは添い寝しながら手でしてくれるお店で、料金は45分7000円。
「まず最初に『シャワーを浴びて』と言われたので、頭まで洗ったら爆笑されて恥ずかしかった」と苦笑するあらむさん。
「うまくいかなくて焦って『どうしよう』と思ってるうちに、無慈悲にも時間終了を告げるタイマーの音がピピピと鳴りました。とりあえず30分延長するもダメでした。このままじゃ帰れない!と延長を繰り返し、ついには会計が3万7000円になってしまいました……。
なぜか最後にはカッコつけて『1本だけ吸っていい?』と、タバコを吸って帰りました。こんなにもお金がかかるなら、もっと色々してくれる他のお店をチョイスすればよかったですね」
◆メンエスのオプションでリベンジなるか!?
懲りないあらむさんは、次に流行りのメンズエステに行ったという。
「男友達とノリでメンエスに行って、いろいろメニューがあったんですが、“オプションは絶対つけない”という約束をしたんです」
だが、その店には「エステSP5000」という謎のオプションがあって、気になってしまったあらむさん。
「女の子に内容をしつこく聞いたら『キワキワのすごいやつ』っていうので、気になって仕方なくなっちゃって。シャワー中そのことで頭がいっぱいになっちゃって、結局マッサージが開始されてもSPのことが頭から離れなくて、気がついたら大きな声で『SPお願いします!』と挙手してました(笑)」
でも結局は、キワキワ付近を攻められただけで核心には触れられず、不完全燃焼だったそうだ。
◆俺が輝ける場所
「もんもんとしながら友人と合流して、お互いに感想を言い合ったんですが、まさかの友人は何のオプションもつけてないのに僕よりもかなり極上のサービスを受けていたんです。
友人はコミュニケーション能力の高いヤリ手で、かたや僕は女性との性体験が一切ない。たぶん経験値が少ないから、いざという場面でもグイグイいけなくて、損するんだろうなあ」
傷つきながらもネタにしてきたエピソードが使える場がないかと思っていたところ、TikTokでSDT48の存在を知り「ここなら俺が輝ける!」と確信。現在は正規メンバーを目指して奮闘している。
「もともとアイドルに興味はあったけど、自分にできるとは思っていませんでした。でもSDT48なら自分を活かせる!」
あらむさんは今後の活動について意欲的に語ってくれたが、「ものすごくタイプの子が現れたらわからない」と笑っていた。
<取材・文/吉沢さりぃ、撮影/藤井厚年>
【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
―[“まっさら系”アイドルの恋愛失敗談]―
SDT48候補生のあらむさんはSNSでも「パチンコ・スロット・競馬・ギャンブル大好きのクズ」というパンチの効いたプロフィールを書くだけあって、恋愛失敗談も他のメンバーとは一味も二味も違った!
◆ほぼリア充なのに「タイミングを逃した」
「中学生の頃は、実りこそしなかったものの告白したりされたり、そこそこ充実している方でした」
さらに高校生のころには後輩から熱烈な告白を受けたり、ナンパした女性とデートしたり、客観的に見ると、もはや“リア充”である。
「ただ、女の子側からがっつかれると、引いちゃって。完全にタイミングを逃してしまいました。高校を卒業して専門学校に入ってインカレサークルとかも入って楽しくやっていたんですが、自分でもまさか今になるまで女性との性体験が一切ないとは思っていませんでした(笑)」
タイミングがあわなかったことで、逆に「ここまで貫いたんなら簡単には捨てたくない」と強く思ったようだ。
◆人肌恋しくて…
だが、「簡単には捨てたくない!」と思った途端に“失敗”をしてしまったようだ。
「やっぱり人肌は恋しくて、“そういうお店”に行ったんです(笑)」
人生初のそういうお店は20歳の冬だった。そこは添い寝しながら手でしてくれるお店で、料金は45分7000円。
「まず最初に『シャワーを浴びて』と言われたので、頭まで洗ったら爆笑されて恥ずかしかった」と苦笑するあらむさん。
「うまくいかなくて焦って『どうしよう』と思ってるうちに、無慈悲にも時間終了を告げるタイマーの音がピピピと鳴りました。とりあえず30分延長するもダメでした。このままじゃ帰れない!と延長を繰り返し、ついには会計が3万7000円になってしまいました……。
なぜか最後にはカッコつけて『1本だけ吸っていい?』と、タバコを吸って帰りました。こんなにもお金がかかるなら、もっと色々してくれる他のお店をチョイスすればよかったですね」
◆メンエスのオプションでリベンジなるか!?
懲りないあらむさんは、次に流行りのメンズエステに行ったという。
「男友達とノリでメンエスに行って、いろいろメニューがあったんですが、“オプションは絶対つけない”という約束をしたんです」
だが、その店には「エステSP5000」という謎のオプションがあって、気になってしまったあらむさん。
「女の子に内容をしつこく聞いたら『キワキワのすごいやつ』っていうので、気になって仕方なくなっちゃって。シャワー中そのことで頭がいっぱいになっちゃって、結局マッサージが開始されてもSPのことが頭から離れなくて、気がついたら大きな声で『SPお願いします!』と挙手してました(笑)」
でも結局は、キワキワ付近を攻められただけで核心には触れられず、不完全燃焼だったそうだ。
◆俺が輝ける場所
「もんもんとしながら友人と合流して、お互いに感想を言い合ったんですが、まさかの友人は何のオプションもつけてないのに僕よりもかなり極上のサービスを受けていたんです。
友人はコミュニケーション能力の高いヤリ手で、かたや僕は女性との性体験が一切ない。たぶん経験値が少ないから、いざという場面でもグイグイいけなくて、損するんだろうなあ」
傷つきながらもネタにしてきたエピソードが使える場がないかと思っていたところ、TikTokでSDT48の存在を知り「ここなら俺が輝ける!」と確信。現在は正規メンバーを目指して奮闘している。
「もともとアイドルに興味はあったけど、自分にできるとは思っていませんでした。でもSDT48なら自分を活かせる!」
あらむさんは今後の活動について意欲的に語ってくれたが、「ものすごくタイプの子が現れたらわからない」と笑っていた。
<取材・文/吉沢さりぃ、撮影/藤井厚年>
【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
―[“まっさら系”アイドルの恋愛失敗談]―